2007/09/12 (Wed) 何をしても愛されている

大好きな奥様に久しぶりにお会いしてきました。
20代で起業し、既に1000万円以上の預金を持ち、
26歳で結婚、30歳で会社を売却して、
セミリタイヤ。

32歳で子供を産み、毎日ご主人とお散歩に出かけたり、
世界旅行したり、会社に顔を出すのは週１回。

お金はうんと稼いだけど、好きなことをするための時間がなく、
自分の人生で、自分自身、あるいは、
自分の魂を成長させてくれるものは何だろうと模索をしているうちに、
世界的にも有名な方を、日本に招致するという機会に恵まれます。

ま、前置きはさておき、
一児の母として、また、厳しい家庭に育った娘として、
彼女は私に本当に多くの気づきを与えてくれました。

彼女の言葉を・・・


子供にご飯を食べさせて、叱って躾をするために、私たちは生まれてきた訳じゃない。

子供が私たちの目の前に現れたのは、もしかしたら、

『お母さん、好き勝手やっていいんだよ』って毎日、一生懸命言っているかもしれない。

『お母さんだって、僕たちみたいに好き勝手やんなよ』って言うために、

言うこときかないのかもしれない。

『人の言うことなんて聞かなくていいんだよ。

それだって、お母さん、僕のこと好きでしょ？』

『好き勝手やっても愛されるんだよ』と言っているかもしれない。

お料理下手でも、家が散らかっていても、

お母さんと一緒に過ごしている時間が好き。

お母さんのことを嫌いになったりしない。

ぐちゃぐちゃでも『愛されているんだよ』と教えてくれるために、

そんな学びをさせてくれるために、

子供たちは生まれてきたのかもしれない。



じじじじじ～～～～～ん・・・



それから、
インドのＨＩＶ感染した子供のお話などを聞きました。
もう号泣せずにはいられませんでした。
親が自分の子の死を願う世界が、現実にあるなんて・・・

なんて、私たちは豊かなんだろう。
10年と生きられないこの子たちは、
夢を持って、なんてキラキラした瞳をしているんだろう。
たった一つのプレゼントをしっかりしっかり握り締めて。

子供に習い事をさせるのも、いい教育を受けさせるのもいいかもしれない。

でも、一番大切なのは、
子供自身が、自分に自信を持つこと。
何をやってもいいんだって思えること。
自分は愛されていると思えること。
自尊心を持つこと。

そうすれば、親の目が届かない所でも、たくましく生きていける。

自尊心のある子供に育てたいと思う人が、
もし自尊心を持っていなかったとしたら・・・

周囲の声ばかりを聞いて、
自分の声を聞いていなかったら・・・

子供はお金がかかる
育てるのは大変
これから年金ももらえるか分からない
せめて学歴くらいはつけさせておかなければ
教育費がかかるので、生みたくても生めない
・・・

それは確かに現実としてはあることだけれど、
子供は何のために私たちを選んで生まれてきてくれたのか、
パートナーは何のためにいるのか、
何のためにお金を稼いでいるのか、
何のために学校へ行くのか、
何のために仕事をするのか・・・
自分は何のために生まれてきたのか・・・

ちょっと哲学チックになりますが、
答えは全て、あなたの中にあります